こんにちは。モンテッソーリ教師として10年間子どもたちと向き合い、自身も一児の母として試行錯誤を重ねてきた私が、今日は七田式教育の料金について、皆さんの疑問にお答えしたいと思います。
「七田式って、実際にどれくらいお金がかかるの?」 「右脳開発って本当に効果があるの?高い料金を払う価値はある?」 「月謝以外に、どんな費用がかかるのか不安…」
SNSやママ友の間で七田式の話題が出るたび、こんな思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。
私自身、息子が2歳の頃、「右脳開発で天才児に!」という謳い文句に魅力を感じ、実際に七田式の体験教室に足を運んだ経験があります。そのとき感じた期待と不安、そして料金への驚き(正直、想像以上でした…)を今でもはっきりと覚えています。
この記事では、幼児教育の専門家として、そして一人の母親として、七田式の料金体系を徹底的に調査し、その効果や他の教育法との比較まで、包み隠さずお伝えしていきます。読み終える頃には、七田式があなたのお子様に合っているかどうか、冷静に判断できるようになっているはずです。
七田式とは?右脳開発教育の基本を知ろう
七田式教育の特徴と理念
七田式教育は、教育学博士である七田眞氏が提唱した右脳開発に重点を置いた教育法です。「すべての子どもは天才的能力を持って生まれてくる」という理念のもと、0歳から6歳までの幼児期に右脳の潜在能力を引き出すことを目的としています。
保育現場で多くの子どもたちを見てきた私の経験から言うと、確かに幼児期の子どもたちは、大人が驚くような記憶力や創造力を発揮することがあります。例えば、3歳の子が絵本を一度読んだだけで、ほぼ暗記してしまう姿を何度も目にしてきました。七田式は、そんな子どもたちの自然な能力に着目した教育法と言えるでしょう。
七田式で重視される「右脳教育」とは
七田式では、左脳が「論理脳」、右脳が「イメージ脳」として区別し、特に右脳の発達に重点を置いています。具体的には以下のような能力の開発を目指します:
右脳で育まれるとされる能力
- 瞬間記憶力:フラッシュカードを使った高速大量インプット
- イメージ力:頭の中で映像を描く力
- 直感力:論理的思考を経ずに答えを導く力
- 創造力:新しいアイデアを生み出す力
ただし、脳科学の観点から言うと、現在では「右脳と左脳の完全な機能分離」という考え方には異論もあります。実際の脳は複雑に連携して働いているため、この点は保護者の皆さんにも知っておいていただきたいポイントです。
七田式の料金体系を完全公開
さて、皆さんが最も気になる料金の話に入りましょう。七田式の費用は、大きく分けて「入室金」「月謝」「教材費」「その他の費用」に分かれます。
基本的な月謝料金
幼児コース(0歳〜6歳)の月謝
- 0歳〜3歳クラス:月額15,400円(税込)
- 4歳〜6歳クラス:月額15,400円(税込)
この金額は全国の七田式教室でほぼ統一されていますが、一部の教室では若干の差があることもあります。私が調査した範囲では、都市部の教室でも地方の教室でも、基本的にはこの料金体系が適用されています。
「月額15,400円…」これを聞いたとき、私は正直「高いな」と感じました。一般的な習い事と比較すると、確かに高額な部類に入ります。
入室金と諸費用
初期費用として必要なもの
- 入室金:22,000円(税込)
- 教室維持管理費:月額2,420円(税込)
- 教材費:実費(後述で詳しく説明)
入室金は一度だけの支払いですが、教室維持管理費は月謝とは別に毎月かかります。つまり、実質的な月額負担は17,820円となるわけです。
教材費の実態
七田式で使用する教材費は、多くの保護者が驚く部分です。
基本教材セット
- はっぴぃタイム(DVD+テキスト):約104,500円
- かな絵ちゃん(フラッシュカード):約32,780円
- 右脳高速学習DVDシリーズ:各巻約8,800円
これらは必須ではありませんが、「効果的な学習のために」として推奨されることが多いです。私が体験教室に参加したとき、先生から「ご家庭でも継続することで、より大きな効果が期待できます」と説明を受けました。
確かに、週1回50分の教室だけでは限界があるのも事実です。しかし、すべての教材を購入すると、軽く20万円を超えてしまうのが現実です。
年間でかかる総費用を計算してみよう
1年目の費用シミュレーション
入会時の費用
- 入室金:22,000円
- 初月の月謝+管理費:17,820円
- 基本教材費(一部):約10万円
- 初期費用合計:約14万円
月々の継続費用
- 月謝+管理費:17,820円
- 追加教材(不定期):月平均約5,000円
- 月額合計:約23,000円
年間総額(1年目)
- 初期費用:140,000円
- 11ヶ月分の月額費用:253,000円
- イベント参加費等:約30,000円
- 1年目総計:約42万円
この計算を見て、「想像以上に高い…」と感じる方も多いでしょう。私も同じ気持ちでした。
2年目以降の費用
継続費用(年額)
- 月謝+管理費:17,820円×12ヶ月=213,840円
- 教材費:年間約60,000円
- その他費用:約30,000円
- 年間合計:約30万円
つまり、七田式に通い続ける場合、1年目は約42万円、2年目以降は年間約30万円の費用がかかると考えておく必要があります。
他の幼児教室との料金比較
主要な幼児教室との比較表
教室名 | 月謝 | 入会金 | 教材費 | 年間総額(概算) |
---|---|---|---|---|
七田式 | 15,400円 | 22,000円 | 高額 | 約42万円(1年目) |
ベビーくもん | 2,200円 | 0円 | 込み | 約2.6万円 |
めばえ教室 | 8,800円 | 6,600円 | 約4万円 | 約16万円 |
幼児教室コペル | 17,600円 | 22,000円 | 中程度 | 約35万円 |
ドラキッズ | 8,800円 | 11,000円 | 約3万円 | 約15万円 |
この比較を見ると、七田式の料金は確実に高額な部類に入ることがわかります。
料金の差が生まれる理由
なぜ七田式は他の教室と比べて高額なのでしょうか。この疑問について、教育現場の経験を踏まえて分析してみました。
七田式が高額な理由
- 専門性の高い指導者育成コスト:七田式の講師は専門的な研修を受ける必要があり、その育成コストが料金に反映されている
- オリジナル教材の開発費:独自の教材やカリキュラム開発にかかる費用
- 少人数制クラス:一般的に3〜6名の少人数制を採用しているため、一人当たりのコストが高くなる
- ブランド価値:「右脳開発の七田式」という確立されたブランドイメージ
コストパフォーマンスをどう判断するか
料金の高さだけを見て判断するのは適切ではありません。大切なのは「その投資に見合う価値があるか」です。
私が保育現場で見てきた経験から言うと、子どもの成長に最も重要なのは「継続的な愛情ある関わり」です。高額な教室に通うことよりも、日常の中で親子が楽しく過ごす時間の方が、実は子どもの発達により大きな影響を与えることが多いのです。
七田式の効果は本当にあるの?
科学的根拠と現場での観察
七田式の効果について、正直にお話しします。
期待できる効果
- 記憶力の向上:フラッシュカードによる反復学習で、確かに記憶力は向上する傾向にある
- 集中力の向上:短時間集中型のレッスンにより、集中する習慣が身につく
- 学習への前向きな姿勢:褒めて伸ばす指導法により、学習への積極性が育まれる
一方で注意すべき点
- 個人差が大きい:すべての子どもに同じような効果が現れるわけではない
- 即効性への過度な期待は禁物:「天才児になる」という期待は現実的ではない
- 左脳と右脳の連携が重要:右脳だけでなく、バランスの取れた発達が大切
実際の保護者の声
私が聞いた実際の保護者の声をご紹介します。
ポジティブな意見 「息子の記憶力が明らかに向上しました。絵本の内容をよく覚えているし、数字への興味も深まったようです。ただ、料金は正直キツイです…」(3歳男児の母)
「娘が楽しそうに通っているのが何より。先生も優しくて、子どもの個性を理解してくれます。効果については、まだ分からないけれど、親子のコミュニケションが増えたのは確かです」(2歳女児の母)
懸念を示す意見 「半年通ったけれど、劇的な変化は感じられませんでした。うちの子には合わなかったのかも。料金を考えると、続けるかどうか悩んでいます」(4歳男児の母)
「教材費が想像以上に高くて驚きました。先生は良い方なのですが、経済的な負担が大きすぎて…」(1歳女児の母)
七田式に向いている子ども・向いていない子ども
七田式が合いやすい子どもの特徴
私の観察では、以下のような子どもが七田式の学習に適応しやすい傾向があります。
適応しやすい子どもの特徴
- 集中力がある程度持続する子:短時間でも集中して取り組める
- 新しい刺激を好む子:様々な教材や活動に興味を示す
- 競争心がそれほど強くない子:マイペースに取り組める
- 親と一緒の活動を楽しめる子:家庭学習にも前向きに参加できる
慎重に検討した方が良いケース
一方で、以下のような場合は慎重に検討することをお勧めします。
慎重検討が必要なケース
- 集中時間が非常に短い子:じっとしていることが苦手な子
- 新しい環境に慣れるのに時間がかかる子:人見知りが激しい子
- 親が結果を急ぎすぎる傾向がある場合:効果を過度に期待してしまう
- 経済的負担が家計を圧迫する場合:無理は長続きしない
重要なのは、「みんながやっているから」ではなく、「うちの子に合うかどうか」という視点で判断することです。
料金を抑えて七田式教育を取り入れる方法
家庭でできる七田式アプローチ
七田式の教室に通わなくても、その考え方を家庭に取り入れることは可能です。私自身も、息子との関わりの中で実践している方法をご紹介します。
家庭でできる七田式的アプローチ
- フラッシュカード作り 手作りのフラッシュカードを親子で作成する楽しさは格別です。市販のものを購入する必要はありません。画用紙に動物や乗り物の絵を描いて、楽しくめくって遊ぶだけでも十分効果的です。
- 音読・暗唱の時間 毎日決まった時間に、短い詩や童謡を一緒に声に出して読む習慣をつけます。「今日はどの詩にする?」と子どもに選ばせることで、主体性も育まれます。
- イメージング遊び 「今日食べたお昼ご飯を頭の中で思い出してみよう」「明日の遠足、どんなお弁当がいいかな?」など、想像力を働かせる遊びを取り入れます。
- 数や文字への自然な触れ合い 日常生活の中で、「階段を数えながら上ろうか」「看板の文字、読めるかな?」といった形で、学習要素を遊びに組み込みます。
中古教材の活用
七田式の教材は中古市場でも流通しています。新品の半額程度で購入できることも多く、経済的負担を軽減できます。
中古教材利用時の注意点
- 衛生面のチェック:特に小さな子どもが使用するものは清潔性を確認
- 内容の完全性:欠品がないかしっかり確認
- 最新性:古すぎる教材は現在の教育理論と合わない場合がある
他の教育法との組み合わせ
七田式の良い部分だけを取り入れて、他の教育法と組み合わせる方法も有効です。
例えば、モンテッソーリ教育の「子ども主体」の考え方と、七田式の「右脳開発」の考え方を組み合わせることで、より子どもの個性に寄り添った教育が可能になります。
体験教室で確認すべきポイント
体験教室参加前の準備
体験教室に参加する前に、以下の点を整理しておくことをお勧めします。
事前準備チェックリスト
- 予算の上限を決めておく:感情的になって高額契約をしないため
- 子どもの性格特性を把握:どんな活動を好むか、集中時間はどれくらいか
- 質問リストの作成:料金や教材について聞きたいことをメモ
- 他の習い事との兼ね合い:時間的・経済的な負担を総合的に判断
体験教室で必ず確認すべき質問
料金について
- 「月謝以外にかかる費用はありますか?」
- 「教材費の総額はどれくらいになりますか?」
- 「途中退会の場合、返金制度はありますか?」
- 「兄弟割引や長期契約割引はありますか?」
指導について
- 「うちの子の性格(人見知り、集中時間が短いなど)でも大丈夫ですか?」
- 「効果が現れるまでの期間はどれくらいですか?」
- 「家庭での学習サポートはどの程度必要ですか?」
- 「先生の交代はありますか?」
その他
- 「振替授業は可能ですか?」
- 「発表会や進級テストなどのイベント費用は?」
- 「教材の追加購入を強制されることはありませんか?」
体験教室での観察ポイント
子どもの様子だけでなく、以下の点も注意深く観察してください。
子どもの反応
- 楽しそうに参加しているか
- 先生との相性はどうか
- 活動についていけているか
- 疲れすぎていないか
教室の環境
- 清潔で安全な環境か
- 教材は適切に管理されているか
- 他の子どもたちの様子はどうか
- 親の見学スペースは十分か
指導者の質
- 子どもへの接し方は適切か
- 保護者への説明は分かりやすいか
- 押し売り的な勧誘はないか
- 質問に対して誠実に答えてくれるか
契約前に知っておきたい注意点
契約書の確認ポイント
七田式に限らず、幼児教室の契約書には重要な情報が記載されています。
特に確認すべき項目
- 退会規定:何ヶ月前に申し出が必要か、違約金はあるか
- 教材費の取り扱い:分割払いの場合の金利、途中解約時の扱い
- 振替制度:病気や用事での欠席時の対応
- 先生の交代や教室移転時の対応
- 料金改定の可能性とその通知方法
よくあるトラブルと対策
私が聞いた実際のトラブル事例をご紹介します。
事例1:高額教材の押し売り 「体験教室では『教材は任意』と言われたのに、入会後に『効果を出すためには必要』と強く勧められました」
対策:事前に教材購入の方針を明確にし、書面で確認する
事例2:退会時のトラブル 「退会したいと伝えたら、『あと3ヶ月続ければ効果が出る』と引き止められ、なかなか退会できませんでした」
対策:退会規定を契約前に確認し、意思をはっきり伝える
事例3:追加費用の発生 「発表会やイベントの参加費が想像以上に高額で、断りにくい雰囲気でした」
対策:年間でかかる可能性のある費用を事前に確認する
七田式を始める最適なタイミング
年齢別の考慮点
0歳〜1歳 この時期は子どもよりも親の学習期間と考えた方が良いでしょう。実際の効果よりも、親子のコミュニケーション向上や育児の不安解消という側面が強くなります。
2歳〜3歳 言葉が増え、記憶力も発達してくる時期です。七田式の効果が最も現れやすい年齢とも言われています。ただし、イヤイヤ期と重なることも多く、子どもの気分に左右されることも。
4歳〜6歳 集中力が向上し、学習への取り組み方も安定してきます。小学校入学前の準備としても考えられる時期ですが、他の習い事との兼ね合いも考慮が必要です。
家計への影響を慎重に検討
七田式を始める前に、家計への長期的な影響を必ず検討してください。
検討すべき要素
- 兄弟がいる場合の費用増加
- 他の習い事や教育費とのバランス
- 将来の教育費(小学校受験、中学受験など)との兼ね合い
- 家計の緊急時対応能力
私自身、息子の教育にお金をかけすぎて家計を圧迫し、結果的に家族のストレスになってしまった経験があります。子どものためと思っても、経済的な無理は長続きしませんし、家庭の雰囲気にも影響を与えてしまいます。
専門家としての正直な見解
七田式の価値と限界
幼児教育の専門家として、また一人の母親として、七田式について正直にお話しします。
七田式の価値
- 体系化された教育プログラム:長年の実績に基づく、体系的なカリキュラム
- 親子の関わり促進:家庭学習を通じて親子のコミュニケーションが増える
- 学習習慣の形成:継続的な学習習慣が身につく可能性
- 専門的な指導:訓練を受けた講師による適切な指導
限界と注意点
- 万能ではない:すべての子どもに同じ効果があるわけではない
- 過度な期待は禁物:「天才児になる」という期待は現実的ではない
- 費用対効果の個人差:高額な投資に見合う効果が得られるかは個人差が大きい
- バランスの重要性:右脳開発だけでなく、全人的な発達が重要
代替案も含めた総合的な判断を
七田式以外にも、子どもの能力を伸ばす方法は数多くあります。
他の選択肢
- 読み聞かせの充実:図書館を活用した豊富な読書体験
- 自然体験の増加:公園や自然の中での遊びを通じた五感の発達
- 創作活動:絵を描く、工作をするなどの創造性を育む活動
- 音楽活動:歌を歌う、楽器に触れるなどの音楽的感性の育成
これらの活動は、七田式よりもずっと安価で、同様に子どもの発達に良い影響を与える可能性があります。
最終的な判断基準
我が家に合った教育を選ぶために
最終的に七田式を選ぶかどうかは、以下の基準で判断することをお勧めします。
経済的な判断基準
- 無理のない予算内か:家計を圧迫しない範囲での投資
- 継続可能性:最低2年間は続けられる経済的余裕があるか
- 機会費用の検討:同じお金を他の教育投資に使った場合との比較
教育的な判断基準
- 子どもの適性:我が子の性格や発達段階に適しているか
- 親の関わり方:家庭学習のサポートが適切にできるか
- 総合的な発達:右脳開発だけでなく、バランスの取れた成長が期待できるか
家庭的な判断基準
- 家族の合意:パートナーとの教育方針の一致
- 生活リズムへの影響:通学時間や宿題時間が生活を圧迫しないか
- ストレスレベル:親子ともにストレスなく続けられるか
体験教室後の冷静な検討期間を設ける
体験教室に参加した直後は、どうしても感情的になりがちです。以下のような手順で冷静に判断することをお勧めします。
判断のための手順
- 体験教室から1週間は決断を待つ:感情的な判断を避けるため
- 家族でしっかり話し合う:パートナーや子どもの意見も聞く
- 予算との照らし合わせ:具体的な数字で家計への影響を確認
- 他の選択肢との比較:七田式以外の教育法も検討
- 最終決断:すべてを総合的に判断して決定
まとめ:子どもの幸せを第一に考えた選択を
長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。七田式の料金について、可能な限り詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントをまとめると
- 七田式の年間費用:1年目約42万円、2年目以降約30万円と高額
- 効果の個人差:すべての子どもに同じ効果があるわけではない
- 家庭での代替案:教室に通わなくても取り入れられる要素がある
- 総合的な判断:経済面だけでなく、子どもの適性も重要
- 冷静な検討:感情的な判断ではなく、時間をかけた検討が必要
最も大切なことは、「我が子にとって何が最適か」という視点で判断することです。七田式が合う子どももいれば、他の教育法が合う子どももいます。また、特別な教室に通わなくても、日常の親子の関わりの中で十分に子どもの能力を伸ばすことも可能です。
私自身、息子の教育について多くの迷いや失敗を経験してきました。高額な教材を購入して使わなかったこと、効果を期待しすぎて子どもにプレッシャーを与えてしまったことなど、反省することも多くあります。
そんな経験を通して学んだのは、「子どもが楽しそうにしているか」「親子の関係が良好に保たれているか」が最も重要だということです。どんなに素晴らしい教育法でも、子どもが嫌がっていたり、家計が苦しくなったりしては、本末転倒です。
七田式を検討されている皆さんには、ぜひ体験教室に参加して、お子さんの反応を見ていただきたいと思います。そして、感情的にならず、冷静に判断してください。
「この教育法を選ばなかったら、子どもの将来に影響するのでは…」という不安を感じることもあるかもしれません。でも大丈夫です。子どもにとって最も重要なのは、愛情深い保護者との日常の関わりです。それがあれば、どんな教育法を選んでも、きっと子どもは健やかに成長していきます。
最後に、皆さんとお子さんが、笑顔で過ごせる毎日を心から願っています。教育の選択に正解はありません。我が家らしい、温かい子育てを見つけていってくださいね。
何かご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお声がけください。一人で悩まず、一緒に考えていきましょう。
この記事が皆様の子育てのお役に立てれば幸いです。子どもたちの健やかな成長を願って。