中学生の通信教育おすすめ12選【2026年最新】内申点・学年別・塾との比較まで完全解説

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中学生の通信教育選びで最も多い失敗は「名前が有名だから」「安いから」で選ぶことです。進研ゼミ・Z会・スマイルゼミ・スタディサプリは、対象とする学力層・目的・学習スタイルがまったく異なります。合わないサービスを選ぶと、数か月でやめてしまいます。

この記事では、2026年8月時点で各社の公式サイトから確認した料金をもとに、主要サービスを比較します。あわせて「内申点(実技4教科)は都道府県によって扱いが違う」という前提短期解約時のタブレット代塾との併用パターンまで整理しました。

この記事でわかること

  • 中学生の通信教育3タイプと選び方の順番
  • 主要サービスの公式料金(学年別・支払い方法別)
  • 内申点の計算は都道府県で全く違う——実技4教科が2倍になるのはどこか
  • 短期解約でかかるタブレット代——最大44,600円の請求が起こるサービスも
  • 中1・中2・中3それぞれの最適な選択
  • 塾との併用パターン3選と年間費用シミュレーション
  • 通信教育で成績が上がらないときの原因と対策
【PR・情報の取り扱いについて】 本記事にはアフィリエイト広告を含みます。ランキング・評価はきらめきキッズ編集部が料金体系・対応教科・サポート内容・公開情報をもとに独自に作成しており、広告の有無や報酬額が順位に影響することはありません。掲載している料金は2026年8月時点で各社公式サイトから確認したものです。通信教育の料金・コース構成は年度ごとに改定されるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

まず整理:中学生の通信教育3タイプ

中学生向け通信教育は大きく3タイプに分かれます。タイプを間違えると、教材が溜まって続きません。

タイプ代表サービス月額の目安特徴向いている中学生
①タブレット通信教育 進研ゼミ・スマイルゼミ 7,140〜10,780円 AIが管理・9教科対応・添削あり(進研ゼミ) 学習習慣をつけたい・内申点対策・幅広い層
②映像授業型 スタディサプリ・東進オンライン 2,178〜3,278円 プロ講師の動画が見放題・自分で進める 自主性がある・費用を抑えたい・塾との併用
③難関校特化型 Z会 9,980円〜(5教科セット) 思考力・記述添削・良問重視 成績上位・難関高校志望・自走できる
タイプ選びの順番: ①「一人では動けない」→タブレット通信教育か個別指導型。②「自分で進められる・費用を抑えたい」→映像授業型。③「定期テストで常に上位・難関高校を目指す」→Z会。最も多い失敗は、基礎が固まっていない段階でZ会を選ぶことです。難易度が合わないと数か月でやめてしまいます。

主要サービスの料金一覧(2026年8月時点・公式サイト確認)

料金の見方: 通信教育の広告表示はほとんどが「最安学年・最安支払い方法」の金額です。「月◯◯円〜」の「〜」に、学年差・支払い方法の差・初期費用が隠れています。以下は12か月一括払いの月あたり金額毎月払いの金額を併記しています。

進研ゼミ中学講座(公式・2026年度)

講座12か月一括(月あたり)6か月一括(月あたり)毎月払い
中一講座7,140円7,860円8,290円
中二講座7,140円7,860円8,290円
中三受験講座7,190円7,900円8,330円
中高一貫スタイル9,410円10,140円10,770円

タブレット中心の〈ハイブリッドスタイル〉と紙中心の〈オリジナルスタイル〉は受講費が同額です。入会金・再入会金・退会金は0円、送料は受講費に含まれます。最短2か月から受講可能。

スマイルゼミ中学生コース(標準クラス)

学年12か月一括(月あたり)6か月一括(月あたり)毎月払い
中28,580円9,240円9,680円
中39,680円10,340円10,780円

難関校向けの「特進クラス」は、標準クラスに月6,600円前後が上乗せされます(12か月一括の場合)。中1の会費は公式サイトの会費シミュレーションでご確認ください。

Z会中学生 高校受験コース(公式・2026年度)

学年12カ月一括払い(月あたり・5教科セット)
中19,980円
中2・中3学年が上がるにつれ上昇(公式の会費シミュレーションで要確認)
「Z会は1教科から安く始められる」という説明に注意してください。1教科ずつ選べるのはZ会の小学生コース(小4以降)です。中学生の高校受験コースは5教科セットが基本で、公式の受講会費例は中1で月9,980円(12カ月一括)です。「得意教科だけZ会」という使い方は、中学生では想定されていません。

なお専科として「入試特訓」は1講座2,470円から追加できます。

その他のサービス

サービス月額初期費用・注意点
スタディサプリ2,178円(毎月払い)
1,815円(12か月一括)
入会金0円・端末不要。小1〜高3の全授業が見放題。合格特訓コースは別料金
すらら8,228〜10,978円入会金7,700〜11,000円が別途必要。端末代・教材費0円。4か月継続割は中途退会で解除料
東進オンライン学校 中学部3,278円前後公式サイトで要確認
そら塾5,800円前後〜受講回数により変動。入塾金は無料体験参加で免除。公式で見積もりを取ってください
最も見落とされやすいのが「短期でやめたときのタブレット代」です。月額だけを比べていると、ここで大きな差が出ます。

進研ゼミ…6か月以上継続で0円。6か月未満の退会・スタイル変更で8,300円を請求
スマイルゼミ…端末10,978円。6か月未満の退会で32,802円、6〜12か月未満で7,678円を請求。退会後の再入会時は買い直しが必要
Z会…専用タブレットは通常44,600円。一括払いなら0円、毎月払いなら19,800円(3,300円×6回)。ただし6カ月未満で中止すると44,600円を請求(毎月払いの場合は支払済分を差し引いた額)。手持ちのiPadでも受講できます
スタディサプリ・すらら…端末不要のため、この費用は発生しません

「合わなければやめればいい」で始められる金額ではないサービスがあります。迷っている段階なら、端末代のかからないスタディサプリか、手持ちのiPadで受講できるZ会から試すほうが安全です。

絶対に確認すべき「内申点の計算方法」

高校受験では、当日の学力検査と並んで内申点が合否を左右します。そして内申点の計算方法は都道府県によってまったく違います。「実技4教科が2倍になる」という説明を見かけますが、これはすべての地域に当てはまるものではありません。

主要都府県の内申点の扱い(2026年度入試)

都府県対象となる学年傾斜のかかり方
東京都中3のみ実技4教科の評定を2倍(5教科+実技4教科×2=換算内申65点満点)
神奈川県中2・中3中3の評定を2倍(中2の9教科+中3の9教科×2=135点満点)。教科ではなく学年に傾斜
埼玉県中1〜中3学年ごとの比重は高校により異なる
千葉県中1〜中39教科の評定を合計(135点満点)
愛知県中3のみ9教科すべてを2倍(45点×2=90点満点)。実技だけが2倍になるわけではない
大阪府中1〜中3中1×2+中2×2+中3×6の比重で合算
ここを取り違えると受験戦略を誤ります。

「実技4教科が教科として2倍になる」のは東京都です。神奈川県は中3の成績が2倍(学年の傾斜)、愛知県は9教科すべてが2倍。「音楽の評定が上がれば内申が2倍で効く」という計算が成り立つのは東京都のケースです。

また対象学年も大きく違います。東京都・愛知県は中3のみ、埼玉県・千葉県・大阪府は中1から加算されます。「中1の成績は関係ない」と思っていたら大阪府だった——という取り違えが最も損失の大きいパターンです。

入試制度は変更されることがあります。必ずお住まいの都道府県教育委員会の入学者選抜実施要項でご確認ください。

実技4教科への対応が手厚いサービス

実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は、どの地域でも内申点に含まれます。傾斜の有無にかかわらず、対策できるサービスを選ぶ意味はあります。

サービス実技4教科への対応
進研ゼミ中学講座◎ 9教科対応。定期テスト対策教材に実技4教科が含まれる(〈定期テスト暗記BOOK〉は数学を除く8教科対応)
スマイルゼミ中学◎ 9教科対応。定期テストモードで実技4教科も対策できる
スタディサプリ○ 実技科目の講座あり(主要5教科と比べると分量は限られる)
Z会・東進・すらら等△〜× 主要5教科が中心

詳細レビュー(上位サービス)

1位進研ゼミ中学講座

ベネッセ|中1・中2 月7,140円/中三受験講座 月7,190円(12か月一括)|入会金0円

9教科対応赤ペン先生の添削最短2か月から途中退会で返金

主要5教科に加えて実技4教科まで対応しており、内申点を9教科で底上げしたい場合に最も選択肢に入るサービスです。タブレット中心の〈ハイブリッドスタイル〉と紙中心の〈オリジナルスタイル〉が選べ、どちらを選んでも受講費は同額。ハイブリッドではAIが学習スケジュールを自動作成します。コースは中1・中2が「スタンダード」「ハイレベル」の2段階、中三受験講座は「受験総合」「難関挑戦」「最難関挑戦」の3段階から選べます。

✓ メリット
  • 実技4教科を含む9教科に対応
  • ハイブリッドとオリジナルが同額で選べる
  • 入会金・再入会金・退会金0円、送料込み
  • 最短2か月から試せる
  • 一括払いでも途中退会時は月数に応じて返金
  • 赤ペン先生の添削で記述の練習ができる
  • 志望校レベルに応じてコースを選べる
✗ 注意点
  • 最難関高校の演習量としては物足りない場合がある
  • ハイブリッドは6か月未満の退会で8,300円を請求
  • 専用タブレットはきょうだいで共用できない
  • 破損時の再購入は39,800円(サポートサービス非加入の場合)
  • サポートサービスは月360円が別途
向いている中学生:内申点を9教科で上げたい・定期テスト対策が中心・部活と両立したい・標準〜難関公立高校を目指す
向いていない中学生:最難関高校を本気で目指していて、演習量を確保したい

▶ 学年別の料金・オプション・退会時の返金計算は進研ゼミ中学講座の料金を学年別・スタイル別に解説で詳しく整理しています。

2位Z会中学生 高校受験コース

Z会|中1 月9,980円(5教科セット・12カ月一括)|入会金0円

難関高対応記述添削iPadで受講可途中中止で精算返金

1問1問に思考力が必要な良問で構成され、記述答案の添削で考え方まで見てもらえるのが特徴です。手持ちの対応iPadでも受講できるため、専用タブレットを買わずに始められます。入会金は0円、一括払いの途中中止でも受講会費は精算・返金されます。

✓ メリット
  • 難関高校を見据えた問題構成
  • 記述答案の添削で思考の過程を見てもらえる
  • 対応iPadがあれば端末を買わずに始められる
  • 入会金0円・一括払いの途中中止は精算返金
  • 専科「入試特訓」を1講座2,470円から追加できる
✗ 注意点
  • 5教科セットが基本で、1教科受講は想定されていない
  • 基礎が固まっていないと難度が合わない
  • 実技4教科への対応は限定的
  • 専用タブレットを買う場合、6カ月未満の中止で44,600円を請求
  • タブレット補償サービスは月485円が別途
向いている中学生:定期テストで上位を維持している・難関公立/私立高校を目指す・記述力を鍛えたい・自分で進められる
向いていない中学生:基礎に不安がある・強制されないと動かない・内申点(実技4教科)を上げたい

3位スマイルゼミ中学生コース

ジャストシステム|中2 月8,580円/中3 月9,680円(標準クラス・12か月一括)

9教科対応AIが今日の課題を提示タブレット完結短期解約に注意

AIが今日やるべき内容を自動で提示するため、「何をやればいいか」で迷う時間がありません。9教科に対応しており、定期テストモードで直前対策に切り替えられます。教材が一切散らからないタブレット完結型で、難関校向けの「特進クラス」も選べます(標準クラス+月6,600円前後)。

✓ メリット
  • AIが今日の課題を自動設定
  • 9教科対応で内申点対策ができる
  • タブレット完結で教材が散らからない
  • 定期テストモードで直前集中対策
  • 難関校向けの特進クラスがある
  • 継続割引で長く使うほど安くなる
✗ 注意点
  • 6か月未満の退会で32,802円を請求
  • 6〜12か月未満の退会でも7,678円
  • 退会後に再入会するとタブレット買い直し
  • 記述添削・質問サポートがない
  • 特進クラスは月6,600円前後の上乗せ
向いている中学生:AIに学習管理してほしい・教材の散らかりを防ぎたい・9教科で内申を上げたい・1年以上続ける前提がある

▶ 英語を強化したい場合は有料オプションの検討が必要です。判断材料はスマイルゼミ英語プレミアムは必要?標準コースとの違いにまとめています。

4位スタディサプリ中学講座

リクルート|月2,178円(12か月一括なら月あたり1,815円)|入会金0円・端末不要

この記事で最も安い小1〜高3見放題初期費用ゼロ

月2,178円で映像授業が見放題になります。ベーシックコースに加入すれば学年に関係なく小1〜高3のすべての授業を視聴でき、遡りにも先取りにも使えます。入会金・端末代がゼロで、表示額がそのまま総額になる数少ないサービスです。合格特訓コースを選べばコーチが学習計画を管理します。

向いている中学生:費用を抑えたい・自分で進められる・塾との併用で全体の費用を下げたい・前学年に遡って確認したい
「月1,815円」は12か月一括払いの月あたり金額です。月払いは2,178円になります。またアプリ内決済(App Store/Google Play)は価格が異なる場合があるため、Web申し込みのほうが安くなります。

5位すらら

月8,228〜10,978円+入会金7,700〜11,000円

無学年式コーチ付き端末代0円

「中1でつまずいたまま中3になってしまった」という場合に、小学校範囲まで遡って基礎を固め直せる無学年式のサービスです。AIが間違いの原因単元を特定して遡って出題します。専属の「すららコーチ」が学習計画を一緒に立てる点が、月額の高さに対する価値になります。端末代・教材費は0円で、手持ちの端末で受講できます。学校に行けていない時期の学習で使われることが多く、在籍校の校長判断により出席扱いが認められた実績もあります(認定は学校ごとの判断です)。

向いている中学生:基礎から遡って固め直したい・学校に行けていない・自分のペースで進めたい
月額とは別に入会金(3・4教科コース11,000円/5教科コース7,700円)が必要です。「4か月継続割」は月500円ほど安くなりますが、4か月以内の中途退会で契約解除料が発生し、最初の4か月は休会もできません。中学受験・高校受験の難問対策は扱いません。

その他のサービス

東進オンライン学校 中学部——東進×四谷大塚の講師による映像授業。5教科の全範囲を学年をまたいで学べる無学年対応が強みです。月3,278円前後(公式で要確認)。

そら塾——オンライン個別指導。リアルタイムで先生に教わりたい・一人では動けない中学生向け。料金は受講回数により変動するため、無料体験時に見積もりを取ってください。入塾金は無料体験参加で免除されます。

トライのオンライン個別指導——完全マンツーマン。不登校・発達に特性のあるお子さん向けのコースもあります。費用は要問い合わせ。

デキタス・サブスタ・坪田塾・EVERES——それぞれ特色がありますが、料金・提供内容の変更が多いため、検討する場合は公式サイトで直接ご確認ください。

塾との併用パターン3選

パターン①「スタディサプリ+苦手科目だけ個別指導」

スタディサプリ(月2,178円)で全教科の映像授業をインプットし、どうしても理解できない科目だけ個別指導で補強する方法です。全教科を塾に任せるより費用を抑えられます。自分で映像授業を進められる中学生に限って有効で、自主性がない場合は映像を再生しただけで終わります。

パターン②「進研ゼミ(主軸)+季節講習」

進研ゼミ(中1・中2で月7,140円)で9教科の内申対策と学習習慣を作り、中3の夏・冬だけ通塾型の集中講習を受けるパターンです。年間を通して塾に通うより費用を抑えつつ、受験直前期に集中して仕上げられます。

パターン③「塾(主軸)+スタディサプリ(補助)」

塾に通いながら、塾の授業でわからなかった単元をスタディサプリの映像授業で復習する方法です。月2,178円の追加で、塾で聞き逃した内容を自分のペースで確認できます。塾の個別質問枠を増やすより安く済みます。

併用パターンについての注意: かつて「進研ゼミ+Z会の得意教科だけ」という組み合わせが紹介されることがありましたが、Z会の中学生コースは5教科セットが基本で、1教科だけの受講は想定されていません。この組み合わせは中学生では成立しないため、注意してください。

通信教育で成績が上がらないときの原因

「成績が上がらない」という場合、教材そのものより使い方に原因があることがほとんどです。

パターン症状対策
①「やったふり」 タブレットを開いているが内容が入っていない・動画を流し見している 演習問題を手書きで解く。保護者向けアプリで演習の正答率を確認する
②タイプが合っていない 映像型を選んだが自主性がなく溜まる/Z会を選んだが難しすぎる タイプを変える。自主性がない→個別指導型。難しすぎる→進研ゼミやすららへ
③定期テストに活かせていない 通信教育には取り組んでいるが、テスト勉強は別で教科書を見るだけ 定期テスト対策モード(進研ゼミ・スマイルゼミ)を使う。テスト2週間前から切り替える
④添削を出していない 添削課題を後回しにして溜めている 提出日をカレンダーに入れる。締め切りの1〜2週間前に出す習慣をつける
⑤そもそも時間がない 部活・塾・習い事で学習時間が確保できていない 教材を足すのではなく、予定を減らす。習い事が多すぎるサインと見直し方を参照
成績が上がる家庭に共通していること: ①保護者が週1回でも学習状況を確認している ②子どもが「今日やること」を把握している ③わからない問題を放置しない仕組みがある。この3点が揃っていれば、どのサービスでも成果は出やすくなります。逆にこれが揃っていない状態でサービスだけ変えても、同じことの繰り返しになります。

塾 vs 通信教育 年間費用の比較

📊 年間費用の目安(2026年8月時点)

手段月額年間費用の目安備考
通塾型(集団塾・3教科)2〜4万円24〜48万円夏期・冬期講習が別途
通塾型(個別指導・週2回)3〜6万円36〜72万円最も高い
進研ゼミ中学講座(中1・中2)7,140円約85,700円9教科・入会金0円・送料込み
進研ゼミ中三受験講座7,190円約86,300円受験対応
スマイルゼミ中3(標準)9,680円約116,200円
+タブレット10,978円
9教科AI管理
Z会中1(5教科セット)9,980円約119,800円iPadがあれば端末代0円
スタディサプリ1,815円
(12か月一括)
約21,800円初期費用ゼロ・自学前提
すらら(3・4教科)8,228円約98,700円
+入会金11,000円
無学年式・コーチ付き

※キャンペーン・割引を適用しない場合の概算です。通塾型との年間差は最大60万円以上になりますが、「安い=成績が上がる」ではありません。子どものタイプに合ったサービスを選ぶことが最優先です。

中1・中2・中3 学年別の選び方

🌱 中学1年生:学習習慣と内申の土台を作る

第1候補:進研ゼミ中学講座(月7,140円)——9教科対応で、中1から内申対策を始められます。埼玉・千葉・大阪など中1の成績が内申点に入る地域では特に重要です。
第2候補:スマイルゼミ中学——AIが管理してくれるので習慣化しやすい。
費用を抑えたい場合:スタディサプリ(月2,178円)——自分で進められるなら、まずここから始めて様子を見る手もあります。

📚 中学2年生:受験への転換期

内申点重視:進研ゼミ(月7,140円)or スマイルゼミ(月8,580円)——9教科の底上げ。神奈川県のように中2の成績から内申に入る地域では、この学年から本格化させてください。
難関高志望:Z会への移行を検討——ただし5教科セットが基本なので、費用が跳ね上がる点は事前に把握を。
苦手が深刻:すらら——中2での苦手放置は中3で取り返しにくくなります。

🎯 中学3年生:受験に向けた集中期

標準的な公立高校:進研ゼミ中三受験講座(月7,190円)——「受験総合」「難関挑戦」「最難関挑戦」からレベルを選べます。
難関高校:Z会 or 塾との併用——志望校の出題傾向への対策が必要な段階では、通塾の価値が上がります。
費用を抑えつつ仕上げたい:通信教育+夏期集中講習——年間を通して塾に通うより費用を抑えられます。

この学年で最も注意すべきは、内申点の対象学年です。東京都・愛知県は中3のみが対象なので、中3の成績が決定的に効きます。逆に中1から加算される地域では、中3だけ頑張っても挽回幅は限られます。

通信教育が向いている中学生・向いていない中学生

✓ 向いている中学生
  • 自分から取り組む習慣がある、または作ろうとしている
  • 部活・習い事で通塾の時間が取れない
  • 費用を抑えたい
  • 自宅で集中したい
  • 近くに合う塾がない
  • 自分のペースで進めたい
  • 特定の苦手科目だけ補強したい
✗ 向いていない中学生
  • 強制されないと勉強しない
  • 仲間と競い合う環境が必要
  • わからない問題をすぐ質問しないと進めない
  • 自宅だとゲーム・スマホに勝てない
  • スケジュール管理が苦手
「向いていない」場合の選択肢: 強制力が必要→そら塾やトライのオンライン個別など、時間が固定される個別指導型。スマホ・ゲームに勝てない→スマイルゼミ(学習専用タブレットでゲームアプリが入らない)。「向いていないのに通信教育で我慢する」のが最も費用の無駄になります。

失敗しない選び方 5つのポイント

①目的を先に決める

目的別の選び方

  • 定期テストの点数を上げたい→教科書準拠・9教科対応(進研ゼミ・スマイルゼミ)
  • 内申点を上げたい→まず自分の都道府県の計算方法を確認してから9教科対応のサービスへ
  • 難関高校に合格したい→Z会または塾との併用
  • 学習習慣を一から作りたい→個別指導型または進研ゼミ
  • 費用を抑えたい→スタディサプリ(月2,178円・端末不要)
  • 基礎から固め直したい→すらら(無学年式)

②学習スタイルを子どもの性格に合わせる

スタイル向いている子該当サービス
映像授業型自分でペース管理できる・スキマ時間を活用したいスタディサプリ・東進オンライン
タブレット通信型AIに管理してほしい・全教科まとめて対策したい進研ゼミ・スマイルゼミ
個別指導型先生に教わりたい・一人では動けないそら塾・トライのオンライン個別
難関特化型思考力・記述力を鍛えたい・成績上位Z会
無学年式基礎から遡りたい・自分のペースで進みたいすらら・スタディサプリ

③難易度が子どもの学力に合っているか確認する

  • 定期テスト5教科合計300点以下:すらら(遡れる)またはスタディサプリ(下学年の授業も見放題)
  • 300〜400点:進研ゼミ(スタンダード)またはスマイルゼミ(標準クラス)
  • 400〜450点:進研ゼミ(ハイレベル)またはスマイルゼミ(特進クラス)
  • 450点以上:Z会または塾との併用
必ずサンプル教材で難易度を確認してください。進研ゼミ・Z会・スマイルゼミはいずれも資料請求でサンプルが届きます。子どもに実際に解かせて「少し難しいけど解けそう」と感じるものが最も続きます。「簡単すぎる」は退屈、「難しすぎる」は挫折します。

④サポート体制を確認する

サービス質問サポート添削保護者向け
進研ゼミ中学講座◎ 赤ペン先生◎ 保護者向けアプリ
Z会中学生◎ 記述添削○ my Z
スマイルゼミ× なし× なし○ みまもるトーク
スタディサプリ△(合格特訓コースはコーチ付き)× なし○ まなレポ
すらら◎ すららコーチ× なし◎ 保護者画面
そら塾◎ 授業中・自習室×○ 定期面談

⑤初期費用と解約条件まで含めた総額で比べる

サービス初期費用短期解約時の請求
スタディサプリなしなし
すらら入会金7,700〜11,000円4か月継続割の場合は契約解除料
進研ゼミ入会金0円・タブレット条件付き0円6か月未満で8,300円
Z会入会金0円・iPadがあれば端末代0円専用タブレット購入時、6カ月未満で44,600円
スマイルゼミタブレット10,978円6か月未満で32,802円

よくある質問(Q&A)

Q1. 中学生の通信教育で一番おすすめはどこですか?
目的によって異なります。「内申点(9教科)+学習習慣+添削」を総合的に満たすのは進研ゼミ中学講座(中1・中2で月7,140円)。「難関高校を目指す・成績上位」ならZ会(中1で月9,980円)。「費用を抑えたい・自分で進められる」ならスタディサプリ(月2,178円)迷っている段階なら、端末代のかからないスタディサプリから試すのが最もリスクが低い選択です。
Q2. 進研ゼミとZ会、どちらを選ぶべきですか?
まず費用が大きく違います。進研ゼミは中1・中2で月7,140円(9教科)、Z会は中1で月9,980円(5教科セット)。月2,840円、年間で約34,000円の差です。

判断基準は「定期テストの点数」と「志望校」です。5教科合計400点以下・内申点を全体的に上げたい→進研ゼミ。400点以上・難関高校を目指す→Z会。迷ったら進研ゼミから始めて、物足りなくなったらZ会に移る流れが失敗しにくいです。両方の無料サンプルを取り寄せて、子どもに解かせてから決めてください。
Q3. 通信教育だけで高校受験は大丈夫ですか?
標準的な公立高校であれば、通信教育だけで合格している中学生は多くいます。ただし「自主性がある・学習習慣がある」ことが前提です。難関公立・難関私立を目指す場合は、志望校の出題傾向に合わせた対策が必要になるため、Z会単独か塾との併用が現実的になります。

各社が合格率などの数字を公表していますが、いずれも「教材にきちんと取り組んだ場合」の数字です。教材が届いても手をつけなければ結果は出ません。
Q4. 内申点を上げるにはどのサービスがいいですか?
その前に、お住まいの都道府県の内申点の計算方法を確認してください。対象学年も傾斜のかかり方も地域で全く違います。東京都は中3のみ・実技4教科が2倍、愛知県は中3のみ・9教科すべて2倍、大阪府は中1から加算——というように前提が変わります。

そのうえで、実技4教科を含む9教科に対応しているのは進研ゼミ中学講座スマイルゼミ中学です。進研ゼミは〈定期テスト暗記BOOK〉が数学を除く8教科に対応しており、実技科目の暗記対策に使えます。
Q5. 部活が忙しい中学生に向いているのはどれですか?
時間が固定されない映像授業型(スタディサプリ)タブレット型(進研ゼミ・スマイルゼミ)です。授業時間が決まっている個別指導型は、練習が長引いた日に振替が発生して負担になります。

ただし「時間がないから通信教育」で解決しないケースもあります。そもそも学習時間がゼロに近い場合、教材を追加しても取り組む時間がありません。予定そのものを見直す必要があるかは習い事が多すぎるサインと見直し方で確認してください。
Q6. 通信教育が続かなかった場合はどうすればいいですか?
続かない理由を特定してください。①強制されないと動けない→個別指導型に切り替える。②難しすぎる→進研ゼミやすららへ変更。③スマホ・ゲームに勝てない→スマイルゼミ(学習専用タブレット)。④教材が溜まる→締め切りのある添削型に変える。

ただし切り替える前に、解約条件を確認してください。スマイルゼミは6か月未満の退会で32,802円、Z会は専用タブレット購入時に6カ月未満の中止で44,600円が請求されます。「合わないからすぐ変える」が高くつく場合があります。
Q7. 中学生の通信教育の費用相場はいくらですか?
タブレット通信教育型が月7,140〜10,780円、映像授業型が月2,178〜3,278円、Z会(5教科セット)が月9,980円〜、個別指導型が月5,800円〜です。通塾型(月2〜6万円・季節講習別途)と比べると大幅に安く、年間で20〜60万円の差になります。

ただし初期費用と解約条件を含めた総額で比べてください。スマイルゼミはタブレット代10,978円、すららは入会金7,700〜11,000円が別途かかります。
Q8. 学校に行けていない中学生でも使える通信教育はありますか?
あります。すららは無学年式で自分のペースで進められ、在籍校の校長判断により出席扱いが認められた実績があります(認定は学校ごとの判断なので、事前に在籍校へご相談ください)。スタディサプリも端末不要・月2,178円で、小1〜高3の授業が見放題のため、遡って学び直す使い方に向いています。トライのオンライン個別指導には不登校向けのコースがあります。

学習面以外の相談先については児童発達支援とは?対象・費用・受給者証の取り方もあわせてご確認ください。
Q9. スマイルゼミと進研ゼミ、どちらが向いていますか?
費用は進研ゼミのほうが安く、差は学年が上がるほど開きます。中2で比べると進研ゼミ7,140円・スマイルゼミ8,580円(12か月一括)で月1,440円の差、中3では進研ゼミ7,190円・スマイルゼミ9,680円で月2,490円の差になります。

進研ゼミ…赤ペン先生の添削があり、紙とタブレットを同額で選べる。短期解約時の請求も8,300円と比較的軽い。
スマイルゼミ…AIが今日の課題を提示するので迷わない。タブレット完結で散らからない。ただし添削がなく、6か月未満の退会で32,802円。

「添削と費用」なら進研ゼミ、「管理のしやすさ」ならスマイルゼミという分かれ方です。
Q10. 始めるのに最適な時期はいつですか?
早いほど有利ですが、お住まいの地域の内申点の対象学年によって「早い」の意味が変わります。埼玉・千葉・大阪のように中1から内申に入る地域では、中1の4月が最も理想的です。東京都・愛知県のように中3のみが対象の地域では、中1・中2は学習習慣づくりが中心になり、中3で本格化させる形でも間に合います。

中3から始める場合は、志望校が明確なら受験対策コース(進研ゼミ中三受験講座・Z会)、基礎から立て直すならすららやスタディサプリが現実的です。

まとめ:中学生の通信教育の選び方

こんな場合おすすめ月額(12か月一括)
内申点(9教科)対策・学習習慣化進研ゼミ中学講座7,140円(中1・中2)
難関高校志望・成績上位Z会中学生 高校受験コース9,980円(中1・5教科)
AIで9教科を管理・タブレット完結スマイルゼミ中学8,580円(中2・標準)
費用を抑えたい・自分で進められるスタディサプリ1,815円
基礎から遡りたい・学校に行けていないすらら8,228円+入会金
先生に直接教わりたいそら塾・トライのオンライン個別要見積もり

最初にやるべきことは、サービス比較ではありません。①お住まいの都道府県の内申点の計算方法を確認する、②子どもの定期テストの点数から難易度帯を決める、③解約条件を含めた総額で比べる——この順番です。

迷ったら、初期費用がかからないスタディサプリ(月2,178円)か、資料請求でサンプル教材が届く進研ゼミ・Z会から。子どもに実際に解かせてから決めることが、最大の失敗防止策です。

✅ 申し込み前チェックリスト

  1. お住まいの都道府県の内申点の計算方法(対象学年・傾斜)を確認した
  2. 子どもの定期テストの点数から、難易度が合うサービスを絞った
  3. サンプル教材を子どもに解かせて反応を見た
  4. 初期費用(タブレット代・入会金)を確認した
  5. 短期で解約した場合の請求額を確認した
  6. 12か月一括払いにする場合、途中退会時の返金ルールを確認した
料金の確認元
・進研ゼミ中学講座「受講費・タブレット完全ガイド」(chu.benesse.co.jp/cost/)2026年4月時点
・Z会の通信教育 中学生「高校受験コース 2026年度 受講会費・受講環境」(zkai.co.jp/jr/spec/)
・スマイルゼミ中学生コース「会費のご案内」(smile-zemi.jp/chugaku/apply/price.html)
・スタディサプリ/すらら 各公式サイト

内申点の計算方法について
各都道府県教育委員会の入学者選抜実施要項に基づく情報を整理したものです。入試制度は変更されることがあるため、必ずお住まいの都道府県教育委員会の最新の公式資料でご確認ください。また同一都道府県内でも、学科・高校によって傾斜配点が異なる場合があります。

※料金・キャンペーン・コース構成は予告なく変更されます。申し込み前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
※年間費用の試算は、キャンペーン・割引を適用しない場合の概算です。

最終更新:2026年8月